2001-6-17 『ハイ・フェデリティ』 High Fedelity

映画が始まってからずっと感じてた違和感の原因に気付いたのは、20分程経ってからだった。ジョン・キューザック演じる中古レコードショップのオーナーのロブがカメラ目線で自分自身の事をスクリーンの外に向って話し掛けることだった。だって映画の作りがその事に対応してないんだもん。何度も繰り返されるとちょっとね。

たれ目のロブとスキンヘッドのディック(トッド・ルイーゾ)とグッチ裕三似のバリー(ジャック・ブラック)の3人が繰り広げる日常的とはいえない日々は期待通りの面白さだった。恋人のローラが何故家を出て別の男と同棲するのか、そして再びロブのところへ戻ってくる。または過去も含めてロブが泣きたくなるような事に出会った時、いつも雨の中を歩いているのかが全然分かりません。

ブルース・スプリングスティーンが彼自身の役で出演していて、ギターを弾きながら語るシーンがあるんだけど、ギターが下手すぎてちょっとビックリ。劇中で色々な曲がかかっていて、それはそれでいいんだけど、もうちょっと長く流れていたほうが俺にとっては良かったんだけど・・・。レコード・ミュージックビデオ・CDに囲まれて過ごす生活はちょっとうらやましいかも。ラストのほうでグッチ裕三似のバリーがステージで歌うんだけど思った通りグッチ裕三でした。

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