2003-12-20 『マトリックス レボリューションズ』(2回目) THE MATRIX REVOLUTIONS

今日は前売り券で見る事にした。何時も利用する劇場のロビーは今日も人で溢れている。どうやら魚のアニメが目当てらしい。俺はアニメは好きだけど、テレビで見る物と思ってるので劇場で見た事がほとんど無いんだよね。読んだ事があるマンガがアニメになった作品はアニメで見る事はほとんど無いし、アニメビデオで知った作品も原作のマンガを必ず読む事にしているから、原作のマンガが存在しないアニメは見る事が無いんだよね。そんな事より今日こそ色んな謎の答えに気付く事が出来るのか、そっちの方が大事だ。

インド人風のラマが言った「内から外へ運ぶには」は、内側は『マシン・シティ』の事で、外側は『マトリックス』の事だったんだね。2度目でどうにか判ったけど、説明が全く無しで色々な事が語られ表現される。その省かれたシーンや意味が『アニマトリックス』に描かれてるから知りたい人はそれをどうぞ、それにTVゲームは全く興味が無いので『エンター・ザ・マトリックス』もやらないだろうから、そこは納得出来ないんだよね・・・。オープニングでテロップやナレーションでいいから流して欲しかった。

『リローデッド』でキー・メイカーがサンバイザーがよく似合う鍵職人だったから、トレイン・マンも鉄道員の制服が似合うキャラクターだったら面白かったのにと一瞬思ったけど、それじゃ『銀河鉄道999』になっちゃうもんな。

選択する事が未来を決定する事に繋がっている事は『マトリックス』シリーズの根底に流れている事だから理解はしているけど、何となくオラクルの思う通りなのかな?と思ってしまった。それともネオは“アンダーソン=ネオ=救世主”と確信し、人類の未来を救おうと考えた末の選択が、観客にとっては無理矢理と思えるがネオにとっては必然の選択だったのかな。何か上手く表現出来ないや。

大砲とAPUのマシン・ガン(マシン・ピストル)だけではセンチネルを侵入を防ぎきれずに最終的にはEMPを使って一気にセンチネルを破壊するシーンを見ていて思ったんだけど、センチネルには高電圧の電流が有効なのは判っているんだから、船の中でネオとベインの戦いにも登場し、APUに弾丸を補充する時のガードの兵士が使っていた電流の様な物を放出するライフルを大型化した武器を開発する事は出来なかったのかな?有効な武器だと思うけどなぁ。実際は大型化すると消費電力や射程距離の問題も有るんだろうな。でもそんな事観客が心配する事じゃないか。

オラクル役のグロリア・フォスターが亡くなったので、女優が変わる事の設定を何の疑いもなく受け止めているけど、初めからこういう構成の考えがウォシャウスキー兄弟に有ったとしたら、見事に一本取られてるんじゃないかな?

オラクルはスミスが乗り移る事を甘んじて受けた。その際に取り込まれては困るデータを予め別の場所へと移動させていた。その為に一見すると全くの別人へと変貌してしまった。ネオやモーフィアス、トリニティーにその事を話す訳にはいかないので、別人に変わってしまった事を劇中ではっきりと説明してないのでは?

もしかしてエンディングも別ヴァージョンが有ったのではと思ってしまったよ。ネオとスミスの戦いの終わりに倒れていたのは別人へと変貌したオラクル/メアリー・アリスで、エンディングの公園に登場するオラクルは元々のオラクル/グロリア・フォスターだったのでは?それだとセラフが「全て判ってらっしゃたのでは?」の台詞がもっと真実味を帯びたと思う。でもそれじゃ見ていて余りにも簡単すぎるので、別人へと変貌したままのオラクル/メアリー・アリスを登場させて、わざと分かり難くしたんじゃないかと勘ぐってしまった。『マトリックス レボリューションズ』について言及する評論家のコメントや雑誌の記事を見てウォシャウスキー兄弟が「違うんだよなぁ」「判ってないなぁ」とほくそ笑んでる気がしてならないよ。

現実世界にいるネオが何故マトリックスにいる時と同じ様な力が何故発揮出来るのかは、今回も判らなかった。また次かな。

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