2004-01-18 『マトリックス レボリューションズ』(3回目) THE MATRIX REVOLUTIONS

今日は手持ち最後のタダ券で見た。もう来週末には終了してしまうらしい。何時も利用する劇場では使えないチケットなので、1回目と同じ、有楽町に有るのに何故か別の街の地名が付いてる劇場へ行った。駆け込みなのかリピーターなのか(それは俺たちだって)、予想以上の混み具合で驚いた。

同じ映画を何回も見るとセリフやシーンのカット割りが頭に入っているから、スクリーンの端から端まで余裕で見る事が出来るので余裕な気がするけど、実際の所、何回も見ると書く事が無くて困ってしまうのも事実だ。

メロビンジアンとパーセフォニーの元へ乗り込む時、『クラブ・ヘル』の入口をガードしてる奴らがセラフの事を知ってたけど、普段はあんなにコソコソ動いてるくせしてすごい有名人なんだねセラフって。トリニティーがメロビンジアンの額に突きつけたステンレスタイプのベレッタ92Fのハンマーを“カチッ”と起こすカットは、トリニティーが蹴り上げた時点でハンマーは既に起きてて、銃をキャッチしメロビンジアンに突きつけた時はハンマーは起きてなかった(元に戻っていた)。ん〜不思議だ。それにしても、モーフィアスの後頭部はデカイ! 黒のサインペンで“落書きするな”と書いてあげたい位だ。あんなに後頭部がデカイと首の後ろについてるプラグが小さく見えそうなのに、そうは見えない。よく見るとモーフィアスのプラグだけ他の人たちより大きいように見えるよ。

そのセラフがサティと一緒にスミスに襲われるシーンで、「お前は倒したはず」とセラフが言ってるけど、何時の事?これもサイド・ストーリーの1つなのかな?オラクルに乗り移ったスミスが「ママ」と言ってるとに関して、あれはサティに乗り移ったスミスだとか、セラフに乗り移ったスミスだとか色々憶測が飛んでるけど、サティと一緒に作ってたクッキーをバカにするスミスが元はサティだと言う事がオラクルには分かって、「You are a bastard(くそったれ)」といった事に対して真のスミスが「You would know, Mom(分かってるくせに、ママ) 」と揶揄した表現なんだと思うけど。

ロゴス号にバッテリーをチャージした時に「モニターが変だ」「一体何が起こってるんだ」という意味深なセリフで場面が転換したけど。何が起こってたんだよ。すごく気になるんだけど。もしかしてスミスがマトリックスで爆発的に増殖をはじめたのかな?ハンマー号の正面からすごい勢いで向かってくるセンチネルを見ながら「ロゴス号ではないな」のセリフも今いちよく分からん。ベインがロゴス号を乗っ取りハンマー号へ近づきEMPを放つ怖れはあっただろうけど戻ってくる方向が違うぞ。

ザイオンでの戦いのシーンは1度見ただけじゃ気付かないカットがてんこ盛りだ。見る度に驚いてしまう。APUに弾を補充に向かうキッド達が小さく映っていたり、センチネルが予想外の所で破壊活動をしてたりするんだ。DVDで一時停止やスロー再生して穴が開く様に見られても平気な様に作り込んでると思う。流石“マト・ヲタ”のウォシャウスキー兄弟だよ。

何が映っているのかよく分かったと言ったけど、ハンマー号の凄まじい動きには全くついていけませんでしたよ。荒波に翻弄されてる感じがしたよ。でもここでも気になる事が。センチネルに気付かれないようにゆっくり進んでいるカットはまだ大きな通路を移動中で、補助通路との分岐へ向かってるところなんだよね。センチネルに発見されて、急ぎ補助通路に突入し、全開で駆け抜けて壊滅寸前のザイオンへたどり着き、ギリギリのところでEMPを放ちセンチネルを行動不能に陥れる事に成功する。でもセンチネルに発見されず無事に補助通路を通る事が出来たとしても、音を立てると、即、センチネルに発見されるわけだから、ゆっくりと進むしかないよね。だったらハンマー号がたどり着く頃にはザイオンは壊滅してたんじゃないのかな。

スミスとの激しい戦いの為、ネオの衣装の肩のところが破れてたり。アーキテクトは『ウルトラマン』でハヤタ隊員を演じた黒部進に似てると思ったり。補助通路を通って近付いてくる物体をロゴス号だと確認した男がサッカーのブラジル代表のロナウジーニョにソックリだったり。ジーと共に戦うカートラッセル似のチャラには、いきなり登場するから、あんたは誰?と突っ込んでしまったよ。それにしても本当にごつい体でしたよ、チャラは。

そうそうネオとスミスの戦いでまるで核爆発でもしたかのように水がドームのようになり破裂するカットは『アキラ』ですよね。


思い付くままどうでもいい事ばかりを書いたけど、ストーリーについても少しだけ書きます。3回見た位じゃ映像についていくのがやっとだ。ストーリーについてはDVDが発売された時にじっくり見て「あーそうだったのか!」と思うしかないと思う。

『マトリックス』・『マトリックス リローデッド』での強いモーフィアスは影をひそめ、潰れてしまいそうな自分自身と必死で戦っていたね。モーフィアスを奮い立たせ、ネオには「救世主を信じるのではない。ネオを信じる」と船を渡したナイオビは“変わらない物もある”=“変わってはいけない物もある”という言葉を信じて生きてきたんだね。

自分の命をかける戦士は現実主義者が多いと聞いた事があるけど、戦士がかなりの数を占めるザイオンの中でも預言を信じてる人って結構少なかったよね。その代表格がロック司令官とハンマー号の船長のローランドだったね。

現実世界でネオが何故、力を発揮したかについては「“選ばれし者”の力はこの世界を超える」とオラクルが観念的な言葉で語っていたが、現実問題として考えると理解は出来ない。でも映画の中での現実世界(当然虚構だよ)でのことと考えれば色んな事に答えが出そうな気がする。そしてオラクルが姿を変えてしまった事については「あなた達がネオを助ける為に、わたしは一つの選択をした。失う物が、予想以上にかかった」みたいな話をしてたことと、ナイオビがオラクルに会って預言を受けたのがセンチネルに見つかる直前だった事から考えると、オラクルはナイオビに会う為、誰にも乗り移らずに現実世界に現れた代償として多くの物を失ったのかもしれない。

ラスト・シーンでのオラクルの衣装とハンドバッグは『リローデッド』の中で公園のベンチに座るオラクル(初代)が身に付けていた物と同じだと思ったけど、もうチケットもないし映画も終わってしまってるので自宅で『リローデッド』のDVDを見て確認してみたら同じように見えたけど、本当のところはよく分からなかったよ。確信するのは『レボリューションズ』のDVDが発売されてからだな。

実はウィルスミスにネオ役、チョウ・ユンファにモーフィアス役、そしてジェット・リーにセラフ役のオファーがあったらしい。もしそれが実現していたら『マトリックス』ってどんな映画になってたんだろう。

これ以上書いても書ききれるものじゃないので、『マトリックス』3部作の流れを追う形で、また別のページを作ろうと思っています。じゃぁまた。

『映写室から』TOPへ