2005-6-18 『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』 STAR WARS EPISODEV REVENGE OF THE SITH (ジャパン・チャリティ・プレミア試写会)

スターウォーズ

東京フォーラムホールAの入口に着いてから既に8時間15分の時が流れた。今か今かと逸る気持ちを抑えきれずにステージを見ていた。ステージ上ではプロデューサーのリック・マッカラムとかいう赤ら顔の男が喋ってる。映像もサウンドもデジタルで上映されるらしい。これは楽しみだ。

『エピソード2/クローンの攻撃』の試写会の時よりもスクリーンに近い席に座る事が出来た。うしろを振り返ると、試写会には付き物の叶姉妹の姿が見えた。何にでも来るんだね。それにしても、たかが芸能人というだけで招待席に座られるのは納得が出来ない気がする。でも、俺的に一番気になったのは、電撃ネットワークの南部虎弾がいた事だ。「ねぇ南部さん、スター・ウォーズに出演する話は噂で終わったの?」 俺のそんな感情とは全く関係なしに会場は大盛り上がりだよ。


見たぞー! 完結だ!! 『エピソード4/新たなる希望』に見事に繋がったじゃないか! もう大興奮だ!! でも興奮と同じくらい悲しい作品でもあったよ。1回目なのでストーリーの把握と字幕を読むだけで必死だったよ。もっとそこは掘り下げて欲しかったとか、日本語字幕にも不満もあったけど、ネタバレ御免で書いていきます。俺の勘違いもあるかもしれないけど、それは次回以降で訂正するつもりです。


毎度お決まりの小難しい英文が並ぶオープニングが終わると同時に物凄い重低音が“ドーン”“ドーン”と間隔をおくように響いてきた。座ってる椅子がビリビリと震えていたよ。いきなり場面は戦闘シーンだ。その中を飛び回る2機のジェダイ・ファイター。オビ=ワンとアナキンの登場だ。凄まじいスピードで目まぐるしく動き回るもんだから、何が映ってて、それがどう動いてるのか、頭の中で映像として認識出来なかったよ。

オビ=ワンは相変わらずファイターでのバトルが苦手なようだ。「飛ぶのは嫌いだ」と『エピソード2』の時と同じ様なセリフを言ってるよ。「悪い予感がする。I have a bad feeling about this」も オビ=ワンが言うんだね。そしてアナキンは空を飛ぶ事が楽しくて仕方がないようだ。まぁ子供の頃から操縦は一級品だったもんね。


分離主義者のグリーバス将軍の元に捕らわれの身となっているパルパティーン議長を救出の為にクルーザに乗り込むオビ=ワンとアナキン。

二人の前に立ちはだかるのは宿敵ドゥークー伯爵だ。ジェダイとシスの戦いが始まった。が、またもや。オビ=ワンは軽くやられてしまう。アナキンと二人組で戦う時のオビ=ワンって弱すぎないか。しかし“2倍強くなった”アナキン(この日本語訳はおかしくないですかね?)はドゥークーの右手を切り、戦いに決着をつける。

しかし、パルパティーンの「殺すのだ」という命令に逆らう事が出来ないアナキンは、自らのセーバーとドゥークーから奪ったセーバーの2本を使い、ドゥークーの首を切り落として殺してしまう。残るはグリーバス将軍だけだ。

グリーバスは司令室の窓を破壊し、空気が流れ出すドサクサに紛れて脱出する。船内の空気が流れ出した後でも平気に動けたって事は? そこは宇宙空間じゃなかったって事? グリーバスは自爆装置のスイッチを作動させ、次々と爆発を起こす。真っ二つに折れたクルーザーはコントロール不能に陥り、まっさかさまに落下をはじめ、大気圏に突入し炎に包まれる。絶体絶命のピンチだ。しかしアナキンとR2-D2の活躍により、クルーザーはどうにかコルサントへの不時着を果たす。


この一連の流れの中でもスターウォーズらしいドタバタがちゃんと挿入されていたよ。クルーザーのランディング・ポートにたった一人(一台)で残されたR2-D2の前にドロイドが現れ、命令されていたエレベータの操作がままならなくなり、救出へ向かうオビ=ワンとアナキンが右往左往したり、クルーザーが垂直に落ちていく中、気絶していたオビ=ワンが唐突に目を覚まして驚いたりするんだ。

自分を支える術を持たないR2-D2は今や垂直の壁となった床を滑り落ち、ジャンクパーツの集積所に突っ込んでしまう。その後にレーダーのような物をジャンクパーツの中から出して回りを伺うカットは、『エピーソード5/帝国の逆襲』でダゴバの沼に落ちたR2-D2がレーダー(?)を出して回りを見るカットを彷彿とさせたね。


コルサントでパドメと再会したアナキンはパドメの妊娠を知る。ここで『エピソード2』では一切触れられなかった『シャポーのお守り』が唐突に出てくる。ルーカスは『エピソード1/ファントムメナス』『エピソード2』で張った伏線を全て繋げるつもりかい?と思ったよ。

それからアナキンは悪夢に悩まされる夜を送る。それはパドメが出産の際に命を落としてしまう夢だった。その事にはオビ=ワンも係わりを持っていた。

ここで少し気になる事があった。パドメが妊娠を告げた時にアナキンは最初、怪訝そうな顔(嫌そうな顔?)した後で喜びを言う。だったら最初に悪夢を見ていて、その後に妊娠を知った方が話としては通るのでは? それにしてもヘイデン君、もう少し演技がどうにかならないかな。

パドメを救う為なら何でもする。それにはもっと力が欲しいと悩むアナキンに、ジェダイ評議会から「パルパティーンの行動を探れ」と密命が下る。分離主義者のリーダーのグリーバス将軍の背後にはパルパティーンの影がちらついていたのだ。

不安な心を抱くアナキンに対してパルパティーンはダークサイドの力について語りだす。ダークサイドの力を身に付ければパドメの命は助かるであろう。そして私は『シス』だ告げ、二人で銀河を支配しようと言われる。もしグリーバス将軍討伐に選ばれない時はジェダイたちから信用されていないのだ。とアナキンに揺さぶりを掛ける。


戦いは銀河全体へと広がり、ジェダイの殆んどがコルサントを離れる事態になっていた。ヨーダはウーキー族の星、キャッシークへ。グリーバスが潜むウータパウにはオビ=ワンが向かう事になった。パルパティーンの予言どおりアナキンに命令が下る事はなかった。

グリーバス将軍討伐に向かうオビ=ワンと別れたアナキンは、メイスにパルパティーンがシスである事を報告する。それはアナキンの最期の良心だったかもしれないし、ジェダイ評議会員にはなれたが、身分はパダワンのままという状態を打開する為の取引にするつもりだったのかもしれない。

逮捕に向かったメイスたちの前でパルパティーンは遂に正体を現し、赤く光るセーバーを抜き2人のジェダイを倒すが、メイスのダークサイド・パワー返しの前で倒される寸前だった。そこに現れたアナキンは深い苦悩の末、メイスの腕を切り落としてしまう。そしてメイスはパルパティーンのダークサイドのパーワーによってビルの外へと落とされてしまう。ここで遂にアナキンはダークサイドへ落ちてしまうのだ!。

このシーンは『エピソード6/ジェダイの帰還』でのルークと銀河皇帝の戦いの裏返しだったね。『エピソード6』では助けを求めるルークに対してライトサイドヘ戻ったヴェイダーが銀河皇帝をシャフトの中へ落としてしまうものだったよね。

パルパティーンの前で頭を垂れるアナキンに、「これからはダース・ヴェイダー」と名乗れと命令する。ここでまた疑問が。シスとはジェダイがダークサイドに落ちた姿だ。と言う事は、パルパティーンも元々はジェダイだったという事になる。ダース・モールは赤い化粧で元々の正体が不明だったのはOKとしましょう。『エピソード2』で名前が出たダース・ティラナスはドゥークー伯爵のことだったから、クローン兵を秘密裏に発注したサイフォ=ディアスがパルパティーンでダース・シディアスという事で理解すればいいのか? それは違うよね。シスという事は隠してたけど、ナブー選出の議員としてかなり以前から活動してた筈だぞ。顔は隠してないぞ。整形か? 資料を改ざんしたのか? 教えてよ!!


パルパティーンはジェダイの反乱を議会で報告する。ジェダイの追放という名目で全ての権力が自らに集まる法案を急遽可決させた。さらには強力な帝国軍の編成をも訴えた。銀河共和国に崩壊の日が訪れたのだ。

ウータパウではオビ=ワンがグリーバスと戦っていた。そしてヨーダもキャッシークで旧式の武器で戦うウーキー族を支援していた。一人コルサントへ残る形となっていたアナキン/ヴェイダーは、火山の惑星ムスタファーにいる「通商連合を抹殺せよ」というパルパティーン/シディアスの命を受ていた。旅立つ直前にパドメにダークサイドの力を得たという驚愕の事実を伝える。

このカットでパドメ/ナタリー・ポートマンは見事な演技をみせる。それに対して・・・、どうにかならんかね? ヘイデン君よ。

4本の腕を持つグリーバスはドゥークーからジェダイの技を学んでいた。そしてジェダイとの戦いに勝利した証としてセーバーをコレクションしていた。『エピソード5』でハン・ソロがほんの一瞬セーバーを使ったけど、使いこなす者がジェダイ以外にいたとは。

厳しい戦いではあったが、グリーバスの2本の腕を切り落とし、急所の心臓を燃やす荒業でグリーバスを倒す事が出来た。その戦いの最中にオビ=ワンはセーバーを落としてしまう。何度セーバーを落とせば気が済むんだ。オビ=ワンさんよ。


グリーバスを倒したことで戦争は終結に向かうはずだったが、パルパティーン/シディアスから全銀河に展開するクローン兵全てに『オーダー66(だったと思う)』という指令が発せられた。『オーダー66』とは、全てのジェダイを抹殺せよというものだ。不意を突かれたジェダイたちは、次々と倒されていく。九死に一生を得たヨーダとオビ=ワンは密かにコルサントへ戻り、ジェダイ聖堂でのアナキンの残虐な行為を目にした。

ヨーダは大急ぎで銀河に展開し、危機を迎えているであろうジェダイたちに、コルサントへの帰還を促すメッセージを送る。しかし、ジェダイが帰還を果たすのは『エピソード6』で霊体となったヨーダ、オビ=ワン、アナキン、そして唯一のジェダイとなったルークだけなんだ。

パドメからアナキンがダークサイドへ落ちたという事実を聞かされたオビ=ワンは、アナキン/ヴェイダーと対決する決心をする。オビ=ワンは、かねてから気になっていた事をパドメに問いかける。「子供の父親はアナキンなのか?」パドメの返事に答える形で「残念だ」と言うんだ。英語では何と言ってるか解らなかったけど、何となく訳が不自然な感じがしたのは俺だけかな?

ここでまたまた疑問が。ヨーダがキャッシークを離れる際に、チューバッカーと別れを告げるシーンがあるんだ。ヨーダとチューイはお互いを知っている設定なんだ。と、なるとだよ、旧3部作でヨーダとチューイが出会うシーンは描かれて無かったけど、ジェダイについては当然知っている訳だ。

『エピソード4』のミレニアム・ファルコン号の船内でルークがヘルメットを被り、ジェダイの訓練を受けているシーンがある。ハン・ソロはジェダイの事はよく知らないらしく、訓練を馬鹿にしていたよね。そしてチューイはC-3POと3Dチェスに興じるだけで、特にオビ=ワンとジェダイについて話すカットは無かったと記憶してるんだよね。この設定はちょっとサービスし過ぎたんじゃないの、ルーカスさん。


アナキン/ヴェイダーはムスタファーで通商連合を抹殺した直後にパドメと出会う。ジェダイを裏切り、ダークサイドへ落ち、ダース・ヴェイダーとなったアナキンに最後の説得を試みる為にパドメはムスタファーまでやって来たのだ。

ところで、通商連合のリーダーの『ヌート・ガンレイ』という名は元アメリカ大統領の『ドナルド・レーガン』のアナグラムらしい。米ソの冷戦時代にレーガンが進めた国策が『スター・ウォーズ』計画と名付けられた事に腹を立てたルーカスの抗議らしい。ルーカスの復讐か?

パドメの船には密かにオビ=ワンも乗船していたのだ。ダークサイドに落ちてまで救おうと思っていたパドメにまで裏切られたと思い逆上したアナキン/ヴェイダーは、ダークサイドのパワーでパドメの首を絞め気絶させる。このパワーは旧三部作でヴェイダーがよく使ってたよね。

そして師(マスター)であるオビ=ワンと愛弟子(パダワン)のアナキンとの戦いが始まる。この二人の戦いは旧三部作が終わり、スター・ウォーズの世界が広がり始めた頃から語られていて、火山の惑星で行われるらしいというのは知ってはいたんだ。その戦いが今から始まるんだ。瞬きなんかしてる時じゃないぞ。


降り注ぐ炎、湧き出すマグマ。画面全体を占める赤い色の中で、力の限りを振り絞り戦う青いセーバーを持つ二人の戦士。オビ=ワンは叫ぶ。「選ばれし者だったのに」「弟だと思っていった」それに対する答えは「お前なんか嫌いだ」というアナキン/ヴェイダーの叫びだ。

このシーンでのユアン・マクレガーの演技は見事だ。あなたがそんなに演技派だったとは思ってもいなかったよ。旧三部作を見て役作りした結果が出てたね。ジェダイの中では優れた力を持っていたアナキン/ヴェイダー=ヘイデン君は演技力というパワーはまだ会得してなかったようだね。どうにかならんかね、そのヘッピリ腰は!

スター・ウォーズの新作が発表される度に、「今回のジェダイの戦いは可憐で美しい」とかいう言葉で表現されてたけど、このムスタファーの戦いはそんな言葉なんか吹っ飛ぶものだった。まさに“ガチンコ”そのものだ。スター・ウォーズの中で一番悲しいシーンでもあるよね。

戦いに勝利したのはオビ=ワンだった。しかし勝利の喜びなどは何処にも無かった。左手と両足を切り落とされて足元に倒れるアナキン/ヴェイダーを見つめるオビ=ワンはアナキン/ヴェイダーのセーバーを拾い悲しみに満ちた眼差しでその場を後にする。


コルサントに残ったヨーダはパルパティーンとの戦いに臨むが、シスの暗黒面のパワーは予想以上の攻撃力を持っていた。力の限りを尽くし戦うヨーダだったが、力ここに及ばず、一敗地にまみれてしまう。万事休すの状態のヨーダを、駆けつけたオーガナが辛うじて救出する。

アナキン/ヴェイダーが纏っていたコートはマグマの熱で煙を上げ始める。身動きが取れないアナキン/ヴェイダーの体が燃えはじめる。ダークサイドのフォースで結びついたパルパティーン/シディアスはアナキン/ヴェイダーの危機を感じ取り、救護に向かう。真っ黒に焼けただれ瀕死状態のアナキン/ヴェイダーは生命維持装置を身に付けたヴェイダー卿として蘇った。

アナキン/ヴェイダーが黒い兜とマスクを被り、真のダース・ヴェイダーとなるシーンは固唾を呑んで見てたよ。そして、マスクを被った瞬間に、呼吸の“ブシュー”という機械音が会場に響いた時俺は、「スター・ウォーズの始まりはここなんだ」と思った。

そして辛うじて残っていたパドメへの愛情を断ち切る為、ダース・シディアスは「お前の愛情が強すぎてパドメは死んだ」と言う。悲しみに身を悶えるダース・ヴェイダーはその時からパドメに対する心を全て閉ざしてしまう。

それは旧三部作で、ルークに対して自分が父親だという事は明言するが母親の事は一言も言わないんだよね。

その後、ダース・シディアスは全銀河でのドロイドの活動停止を宣言する。全てがダース・シディアスの目論見通りになった。クローン戦争の終結だ。


パドメは双子の子供を出産する。最初に生まれた男の子の名は『ルーク』 その後に生まれた女の子は『レイア』と名付けられた。無事二人を出産したパドメだったが、“生きる希望を全て捨てている”と、医療ドロイドが言う。

ナブーでは、パドメの葬送の儀式が厳かに執り行われる。でもこれはおかしいよね。『エピソード6』で、兄弟だと解ったルークとレイアが母親について語るシーンが有る。ルークの「母親の記憶は無い」に対してレイアは、「いつも寂しそうな顔をしてた」と話すんだ。だったらパドメはここでは死んでいないという事だよね。

今回のジャージャーは影が薄いどころじゃなかったね。出演はたったの2カットで、台詞は一言も無しだ。これはこれで悲しいぞ。


共和国の崩壊を憂うヨーダとオビ=ワン、そしてオーガナの3人は、身を隠す事を決める。パドメの双子の女の子『レイア』はオーガナの星、アルデラーンでオーガナ夫妻が育てる事に。フォースを秘めているであろう『ルーク』はアナキンの母が再婚したタトゥイーンに住むラーズ家にオビ=ワンが連れて行くことに。そして、オビ=ワンはそのままタトゥイーンに住み、ルークを見守ることを決意する。ベン・ケノービの誕生だ。

ヨーダがオビ=ワンに言う。「タトゥイーンは寂しい星じゃ。修行に飽きたら、お前のマスターに会えばよい」と。マスター・クワイ=ガンは霊体となり銀河に存在していたのだ。

もうこの辺りで心臓はバクバク状態だ。映画を見ている時間の感覚は既に無い。何時間なのか、まだ何分しか経っていないのかなんて全く解らない状態だ。でもスクリーンを見ていれば終わりが近付いている事だけは確かだ。

再び出会う約束を交わした3人だったが、その後3人が相まみえるカットは無い。オーガナはオルデラーンでデス・スターの攻撃を受け死んでしまう。ヨーダはダゴバでルークの修行を終えた後死を迎える。そしオビ=ワンはデス・スターの中で再びヴェイダーと剣を交え、ルークにフォースの深遠さを伝える為にヴェイダーの剣を自ら受けるんだ。


オーガナはC-3POのデータの消去を部下のアンティリーズに命ずる。アンティリーズって、あのアンティリーズかよ?時代が違うからウェッジの父親か? オマケに今、映っているのは“ブロッケードランナー”の船内じゃないか!! 『エピソード4』でレイアが乗船してた船だ!!!

データの消去を伝えられたC-3POの「そ、そんな」が新三部作のセリフの最後だった。そして旧三部作で一番最初に台詞を言うのがC-3POなんだ。ここでも見事に繋がってるね。

俺はR2-D2とC-3POの2体ともメモリーをリセットされると思っていたが、それは大きな間違いだったよ。R2-D2のメモリーがリセットされると、スター・ウォーズ・サーガが存在しなくなるんだ。スター・ウォーズという物語はR2-D2がメモリーしていた膨大なデータを元にして構築されているんだ。だからオープニングで「A long time ago in a galaxy far,far away」と流れるんだ。判る? 「昔々、遙か遠い銀河でこんな出来事がありましたよ」って事だ。


オルデラーンでは聖母の微笑みをみせるオーガナの妻に抱かれるレイアのカットが。オビ=ワンはタトゥイーンでベルーにルークを手渡す。嬉しそうな顔で振り返るベルーの視線の先には地平線に沈む2つの太陽が。その夕日の光を逆行で受けて立っているのはオーエンだ。そしてその場所は『エピソード4』でルークが外の世界に、銀河に、冒険へと夢をはせ、立っていた場所じゃないか。


終わったー!! 壮大な話はここで全てが繋がった。スター・ウォーズ・サーガの完結だ。しかし始まりでもあるんだ。ルークが銀河に思いをはせたように、俺も頭の中で旧三部作のいろんなカットが浮かんでは消えていったよ。

エンディングを見たら泣くかな?と思っていたが、泣くことはなかったよ。その代わり、体の震えが止まらなかった。それは、一つの時代の終わりと始まりをこの目でしっかりと見る事が出来た事の感動だと思う。

そして、何時も俺と一緒にいる『スター・ウォーズ大好き』な人は、既に、あと4回分の前売り券を買っているらしい。「そ、そんな」と、C-3POと同じ台詞が飛び出すよ。俺にとっても、終わりは始まりのようだ。


ダース・ヴェイダー

今回も何時も俺と一緒にいる『スター・ウォーズ大好き』な人に感謝、感謝です。俺が買った雑誌の試写会は全てがハズレで、何時も俺と一緒にいる『スター・ウォーズ大好き』な人が出した分が当たったんだ。日本で3番目に(5000人もいたけどね)早く『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』を見る事が出来たからね。「 May The Force Be With You」と言いたい。

前作の『エピソード2』を見た後に、『スター・ウォーズ エピソード3』大胆予想!!というタイトルで、俺なりの『エピソード3』のストーリーを考えてページを立てたが、全然違ったよ。


前回の『エピソード2』の試写会の上映直前に流れた映画の予告編がスピルバーグが監督、トム・クルーズ主演の『マイノリティ・リポート』でガックリしたんだ。もしかして今回は『宇宙戦争』が流れんのか?と心配していたら、そんなことはなくて一安心したんだが、よく考えれば配給会社が違うから、心配することは無かったね。

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