1977年1月31日の初来日の時の今や伝説となっている日本武道館でのステージを見ることが出来なかった俺は、それから11年5ヵ月後の1988年梅雨真っ只中の6月下旬に初来日と同じ武道館でのエアロ2度目の来日公演へと足を運ぶ事がかなった。ステージに向って左の1階席に座り興奮に汗ばむ体を冷そうと扇子であおいでいた。

他のページでも書いてるけど昔は九州の片田舎に住んでいて、その九州まで外タレが来るなんてめったになかったから、見たくても見られなかったんだ。

スティーヴンのマイクスタンドには音楽雑誌のグラビアと同じ様にケープが何枚も巻きつけられていた。『BACK IN THE SADDLE』の間奏のギターのリフの時はそのマイクスタンドに跨った馬乗りスタイルでステージ上を駆け巡る。今はもうやらないけどドラマーのジョーイが素手でドラムソロを演奏するんだ。「昔と同じだ!!。全然変わってなーい。同じ!同じ!」って思いっきり叫んでいた。

その時のニューアルバム『PERMANENT VACATION/パーマネント・ヴァケイション』からの曲も演奏したが大半は昔の曲ばかリ。『MAMA KIN/ママ・キン』の時はまわりからヒンシュクを買う位大騒ぎで、手に持っていた扇子が気付いた時には壊れていたからね。

これまでの11年5ヵ月の間に天国から地獄へ堕ちた天使は再び翼を手に入れ、力強く羽ばたいていた。その瞬間を見られたことは幸せだと思う

この時から来日するたび見に行ってるけどやっぱり昔の曲の方が好き、「早くママ・キン演って!とかS.O.S.TOO BADは演らないの」って、ついつい叫んでしまうんだ。

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