ロックンロール・オールナイト

東京ドームでの“KISS”のFarewell Concertを見てる間中、頭の中をある思いが駆け巡っていた。「進化し続ける事がスゴイのか、変わらないでいる事がスゴイのか」ということ。

一般的には進化し続ける方がスゴイという認識があると思うが“KISS”にはそれが当てはまらない。進化しても変化しなくても、時は同じように流れて行く。その流れに見を任せていればそれなりの進化は出来る。でも変化をしないという事は、時の流れに逆らってずっとその場に、その時のまま立ち続けるということ。老けた外見をさらし、懐メロを演奏するのとはわけが違う。

20数年前に見たその姿が今も変わらず目の前にある、風化も老化もせずに。それはある意味奇跡だと思う。奇跡である“KISS”が自分たちで幕を引く。まさか一つの時代が終わる瞬間に居合わせることが出来きるなんて、思ってもいなかったよ、あの当時の俺は。

俺たちの時代

ポリス・ストーンズ・コステロと3枚続けてブリティッシュ系アーチストばっかり選んだことになった。「何でだろう?」と考えても基本的にはやっぱり好きだからということになる。

洋楽の聞きはじめがビートルズやストーンズだったし、それからもキンクス・バニラファッジ・クリームetcで、オンタイムで聞いたのがT−レックス・やデビットボウイだもんな。おまけに高校時代の友人に所謂ブリティッシュロックオタクがいて「このバンド格好いいぞ、聞け!」ってしょっちゅうカセットテープを強制的に渡されてた。好きになるよね。でもアメリカンロック系の中にも好きなアーチストはいるし、その中からも選ぶつもりです。

このホームページはじめてから、昔聞いていたアーチストやバンドのアルバムを聞いてみて思ったことなんだけど、俺が洋楽を聞くようになって(まだ子供の時から)大人になっていく期間というかその時代は(60年代後半から80年代後半の約20年間)ロックが反社会的なものからビッグビジネスへと変貌し、ありとあらゆる可能性や方向性をロック自らが目指した時代じゃないかと思う。その巻き起こる渦の中にいることが出来たということが俺自身にとっての宝物なんだと気がつかされました。ではまた。

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