GODZILLA

以前のWOWOWでの放送の時は都合で見られなかったので、地上波の放送を見つけた時は、ほんの少し楽しみだったんだ。オープニングは昔の怪獣映画風で期待感は募った。そのオープニングの終わりにゴジラの卵が映るシーンで、何となくいやな予感がしてたんだよね。出た出たぞ、ローランド・エメリッヒお得意のイキナリで無茶な設定が。異端の学者がプロジェクトに参加する所なんか『スター・ゲイトソックリじゃないか。そして戦いに巻き込まれる所もまでもがね。

映像的には俺好みで楽しかったけど、シナリオ的にはちょっとね・・・。余りにも軍の上層部は情けなさ過ぎる。でもそうしないと物語としては面白くないんだよね。やっぱりシナリオが今イチなんだよ。それと怪獣映画にラブ・ロマンスは要らないだろう。そしてエンタメもね。ゴジラの子供が何匹もビルの中で暴れるシーンは、『ジュラシック・パーク』見てんじゃねえぞと叫んでしまったぞ。怪獣映画の根本に流れる物は現代社会が生み出した歪みなんだ。それを映像に乗せるから面白いんだよ。それを分からずに、おちゃらけた恐竜映画風にするから、こうなるんだよ。

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