ROLLING STONES LICKS JAPAN TOUR 2003

チケットを手に入れた時は初日のステージだったのに、武道館と横浜アリーナが追加で入ったもんだから3日目のチケットになってちょっと悲しかった。見るなら初日か最終日に限ると意味もなく決めているんだ。確認はしなかったが北米ツアーのTシャツには横浜アリーナの会場名が入っていたらしい。

初日となった武道館は40分おしで始まったらしいが今日も35分おしでのスタートだ。これって元々からプロモーターが開演時間をわざと早めにしてるみたいだ。

オープニングは俺の予想と違って『BROWN SUGAR』で、ちょっと驚き。2曲目が予想してた『START ME UP』だった。なんか曲のテンポが遅いんだよね、体は“ガーッ”と前に行きたいのに後ろから引っ張られてる感じで少し戸惑ってしまった。

初めはスクリーンも無くて「おいおい。これじゃ何も見えないじゃないか」なんて思いながら見ていた。そしてミックが日本語をやたらと喋るんだ。バック・コーラスのリタを紹介した時の「スカート短すぎ」には苦笑してしまった。日本のファンにそんなに気を使わなくてもいいよ。フェンスのネットが外されていたのでいつもよりは見やすかったよ。

アンコールを入れて全20曲の2時間でコンサートは終了。ちょい物足りない感はあった。今回は音響的に頑張っていたみたいだ。高音と低音の伝わり方のギャップが埋められていたように思えた。酷い時は何の曲を演奏しているのか判らない時があるからね。そんな事よりも改めて確信した事があったんだ。やっぱり俺にとってストーンズは特別な存在なんだ。デビューして40年後までバンドを続けてるなんて考えられなかった。エアロやキッスなんて、まだまだ子供と思えてしまう程だ。時代じゃなくて世代が違うもんな。俺が子供から少年だった頃にかけて読んでた音楽雑誌にミックが「このツアーが最後かも知れない」と発言したコメントを何度も目にして、「きっと俺はストーンズを見る事は無いだろう」と何度も思ったし、73年の来日が無理だと判った時には「ストーンズは日本で見る事は出来ない。貯金してアメリカかイギリスで見るしかない」と覚悟をしたからね。

ミックもキースも既にオヤジだ。そして俺もね。だってロンだってストーンズのメンバーになって25年は経っているんだからね。時の流れは例外が無く誰にでも無情で平等な物。それが判っているから次の来日が楽しみでいられるんだ。次もきっと見に行く。バンドがある限り思いは変わらないと思う。でもアンジーは聞きたかった。次は演ってよ、お願いだ。皆勤賞を目指そうと思っているよ。

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